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とめはねっ! 鈴里高校書道部

とめはねっ!7

とめはねっ!7

だいぶ間が開いた「とめはねっ!」ですが、やっぱり地味に面白いんですよね。

今巻は、かな文字がメインの話で、なかなか興味深かったです。


では内容を。

かな文字を習うために、書道の大先生、三浦清風先生に紹介してもらったのは笠置亜紀子。

彼女は、今年定年退職した元教師で、鈴里高校のライバル校、鵠沼高校の書道部顧問、笠置先生の伯母でした。


書道部メンバー全員で頼みに行ったものの、笠置亜紀子は少々へそ曲がり。

ユカリの祖母に何かしら恨みがあり、それをまだ根に持っていて、かなの書を教えて欲しいという頼みを無碍もなく断りました。

そして自分は鵠沼高校の書道部の特別講師に。

教えてもらえるどころか、ライバル校の講師になってしまったことで途方に暮れる鈴里高書道部メンバーでしたが、ユカリの祖母、大江英子(おおえひでこ)に習う作戦を思いつきます。

三浦清風先生の弟子でも1,2を争うほどの実力者だった祖母は、メンバーのその頼みを承諾。

そして、かなが生まれたころの時代背景や、その時の人々の心情などを自分の言葉でやさしく教え、生徒の疑問にもきちんと答えてくれました。

結果的に、これが鈴里高校のメンバーには良かったようです。


技術をガチガチに教え込まれた鵠沼高校とは違い、かなの歴史を理解するところから始めたことで、技術は二の次になってしまっていましたが、遠回りのようでこれが近道。

鈴里高校メンバーは楽しみながら上達することができました。


そんな時、三浦清風先生からの誘いが。
書道学科のある東京の東都文化大学で行われる、高校生向けの書道講座に参加することになりました。

そのオープンキャンパスには、鵠沼高校はもちろん、前巻で登場した文部科学大臣賞を受賞した京都の大槻藍子や、望月さんと知り合いだった大分の一条毅も参加。

「かな」クラスと「漢字」クラスに分かれて受ける講義の中で、鈴里高校と鵠沼高校は「かな」クラスで対決ムード。

もちろん大槻藍子もそのクラスです。

一方、「漢字」クラスには、一条毅や、ソバ屋の娘、宮田さんが。


「かな」クラスでは、創作した作品の寸評をランク付けするとか。

ユカリのおばあさんのためにも負けたくない鈴里高校メンバーと、鵠沼高校、大槻藍子などとの「かなの書」対決は、今後どうなるかというところで7巻終了です。


初心者だったパッとしない主人公ユカリが、徐々にレベルアップしたことで、ある程度本格的な書道の話が続いていましたが、ここにきて少し息抜き(?)でしょうか。

ユカリのおばあさんの分かりやすい「かな」講座のおかげで面白かったです。

それに「かな」についての説明も興味深かったし。

簡単にまとめるとこんな感じでした。


「ひらがな」は、もともと漢字から生まれたもの。

日本人は字を持たない民族で、大陸から伝わってきた漢字を使い、書き言葉は漢文、話し言葉は日本語という時代がありました。

事実、江戸時代の侍の勉強も基本的には漢詩、漢文だったとか。


文書を全て漢字で書いているうち、自分たちの言葉で表現したくなってきた。

そうして、話し言葉で使っていた日本語に無理やり漢字をあてはめた。
(今で言う夜露死苦みたいなもの)

その始まりの字を、万葉がなと言う。


「かな」は「仮名」。

漢文を漢字で書くことが正しいとされていたために、それを「真名」と呼び、日本語に漢字を使うことは裏の使い方ということで「仮名」と呼んだ。


普通の漢字と、万葉がなが混在している文章が分かりづらいということで、万葉がなを草書で書くようになり、それが徐々に崩れていって、「ひらがな」ができた。

「安」→「あ」

「以」→「い」

  ・
  ・
  ・
など。


ひらがなが生まれていく過程の平安時代、古今和歌集の選者となった紀貫之たちは、巷の歌を集めました。

ところが、いざ集めてみると、圧倒的に恋の歌が多かったとか。

勅撰和歌集が恋の歌ばかりなのはいかがなものかと、選者4人がバランスを取るために自作。

結局、古今和歌集の5分の1が選者たちのものになってしまった。


これから推測すると、ひらがなが登場してきた背景にはラブレターがあるのではないか。

いわば外国語でもある漢字を使い、ラブレターを書くより、日本語特有の言葉で自分の心を表したいと思うようになり、日本人は漢字に満足せず、自分たちの「かな」を使いたくなっていったのではないか。


ちなみに、漢字を崩してひらいて作られたから「ひらがな」で、漢字の片方を使って作ったものだから「カタカナ」。
「伊」→「イ」
「江」→「エ」

という感じ。

おもしろかったです。

とめはねっ!7

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