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華麗なる食卓

華麗なる食卓38

華麗なる食卓38

土門海 VS 志良堂朝人の対決でした。

しかも今巻では、両者が師から離れた理由についても明らかになります。

ちょっとヘビーな内容です。


では38巻。

2人の対決は、事実上、頂上決戦とも言えるようなハイレベルな闘い。

山で採れた食材だけを使うという制限も、山で育った2人にとっては全く関係なし。

むしろ、思う存分、自分たちの能力を発揮することのできる、恵まれたフィールドです。


志良堂の料理は、エサとしてスパイスをたっぷり食べさせた、ヤマドリを真空調理したものや、ワラビ粉のニョッキ。

内臓までしっかり調理し、人力で真空調理したヤマドリの旨さは絶品。

失禁する審査員まで出るほど。


一方、土門は、イノシシを丸ごと使ったカレー。

ホルモンはもちろん、骨や血まで使う丸ごとぶり。

竹で焼いた塩を使ったり、焼いた石で遠赤外線効果を狙ったり、挙句の果てには土をまぶして焼くという荒業。


2人の間に点数などは必要ありませんでした。

朝人が負けを認め、土門の勝ち。


そしてその夜、いよいよ10年、20年前の真実が明らかになります。


20年前、土門は、師匠である劉庵の下から朝人を連れ出し、保護を求め、街へ連れて行きました。

傍若無人ながらも、山に捨てられていた自分を育ててくれた劉庵。

目の見えない朝人にとって、土門の行為は、自分を育ての父から無理やり引き離した卑劣な行為でしかありませんでした。

師匠の教えを独り占めするためだったに違いないと、長年思っていましたが、これは大きな間違い。


劉庵は、食へのこだわりが異常で、全ての動植物を、調理して食べたいというその欲求は、人間にも及んでいました。

そこには何のモラルもありません。

朝人を育てていたのは愛情などではなく、ただ自分の興味で食べるため。


そんな人間から救うために、隙を見て、朝人を街へ連れて行った。

そして、自分もそれ以来、劉庵の元へは帰っていないと。

土門はそう言いました。


朝人本人、マキトには、にわかに信じられない話でしたが、土門はさらに話を続けます。


それから10年が経ち、忘れようとしていたところへ届いた手紙。

朝人と結婚しようとしていた恭子が出した、あの手紙でした。


劉庵にも報告に行くという内容に不安を感じた土門は、朝人たちが劉庵を訪れる日に、自らも山小屋へ駆けつけます。

そしてそこで目撃したのは、恭子を襲い、強姦していた劉庵の姿。

異常な執着心は、10年経っても薄れておらず、恭子に子を産ませ、それを喰おうとしていました。

激昂した土門が、劉庵を殴っていたところで、朝人が小屋へ戻ってきて、あたかも土門が悪者であるかのように思ってしまった。

そんな流れでした。


朝人は恭子を捜している時に、事故に遭ってしまい、意識不明で入院。

恭子は、当然、見舞いに来ていましたが、結婚を目前に控えた時に、今回のような事件に巻き込まれ、朝人に合わせる顔がなかったために、姿を現すことができなかった。

そしてそれきり。


その後、土門が偶然、恭子に出会ったとき、彼女は妊娠中。

お腹の子が、朝人の子なのか、劉庵の子なのかは分からなくても、恭子は決心して子を産みました。

その子が、いつも土門と共にいる樹里子。

土門の子供というワケではなかったようです。

恭子は10年、ずっと朝人のことを気にかけていましたが、それを影から支えていたのは土門。


これらを聞いて、朝人は、土門に、恭子とキリコの本当の家族になってやってくれと頼むのでした。


という真実。

結構ヘビーな内容でした。

あとは、時々マキトが、余ったカレーを振舞う公園に住んでいるメンバーとの話と、以前、ガネーシャに放火したこともある椎名トオルの話があって38巻終了です。


むっさんが、何やら重要な位置を占めているようです。

路上生活者の中でも、比較的しっかりしていて、なぜか鳥をさばくことができる不思議な人物。

女子高生のヒナも懐いているあのむっさんです。


鋭司と呼ばれている人物から電話がきていましたが、あれはGIFCの社長でもあるマキトの父でしょう。

むっさんとマキトがどんな関係なのか。

実は兄弟?

いやいや。

実は、本当の父親がむっさんで、鋭司の方は育ての親だったりとか。

だいぶ適当なことを言ってますが。


そして、椎名トオルの話は次巻へ続きますが、彼は、今のガネーシャ(象のオブジェの店)になる前に、放火した人物。

しかも、現エディブルガーディアンNO.4の悴田准一とも何らかの関係があるようで。


とは言え、土門の話もこれで全て、というワケではなさそうです。

新鮮な食材なら光って見える土門とマキトですが、土門がマキトに言った「見失うなよ」というセリフにはどんな意味がこめられているのか。

そして、劉庵は舌癌ではなかったようですが、では何だったのか。
(自分で食べた?)

さらに、劉庵が倒れたとき、「俺を・・・」と言った劉庵は、何と言い、また、土門は何をしたのか。
(「俺を喰え」とか言って、土門は食べたとか?)

あぁ、こわいこわい。

でも、キリコの話は良かったです。


カレーの話から逸脱することも多々ありますが、面白く読めてます。

華麗なる食卓38

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