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ちはやふる

ちはやふる10

ちはやふる10

新入部員2名、花野菫(はなのすみれ)と筑波秋博(つくばあきひろ)が入部したと思ったら、もう高校選手権の予選です。

出し惜しみなくテンポ良く進むのも、ちはやふるの良い点かも知れません。

では10巻。


6月、全国高等学校かるた選手権大会東京都予選が始まりました。

前回、千早たちが、初出場ながら、強豪の北央学園を破って優勝した大会です。


団体戦なので、1年生の2人は補欠に回り、2年生5人がメインで・・・と思いきや、机君の提案でオーダーを組み替えます。

机君は、1年生の筑波と実力が拮抗してきたとは言え、まだ強い。

それでもあえて身を引き、冷静に去年のデータを活かし、そしてさらに新入生2人に出場する機会も与える。

そんなオーダーを作りました。


その思いを知り、出ずっぱりになる千早、太一、肉まん君の3人は、初戦から飛ばします。

失礼な態度を取った筑波も、心底、机君をカッコいいと思うのでした。


菫は負けましたが、瑞沢高校、まず1勝です。


続いて第2戦。

かなちゃんの代わりに筑波の入ったオーダーです。

その筑波は、緊張のあまり、そして自分をヒーローのように思っている弟たち3人の前であることから、ミスを連発。

途中、机君、肉まん君、そして、自分のチームを信じて冷静になったものの、そのまま負けてしまいます。

机君もB級選手相手に善戦したものの敗退。

それでも他の3人が勝った事で瑞沢高校2勝目。

決勝トーナメント出場決定です。


準決勝の対戦相手は朋鳴高校。

顧問は、太一や千早の所属している白波会でトップクラスの成績の坪口です。

去年の名人戦で東日本代表となった現役バリバリのA級選手。

さらに、太一と千早のことを熟知している最高にやりにくい相手です。


太一は、その事実を知って気が焦り、白波会の原田先生から「個人戦は団体戦、団体戦は個人戦だよ」と助言を受けたものの、それが理解できません。

さらにそこへ、瑞沢高校の精神的支柱である、太一をつぶしにかかった坪口の巧妙な作戦が追い討ちをかけます。

千早を動揺させ、それを見ていた太一をも揺さぶる。

その効果は絶大で、序盤から、流れは朋鳴高校に。


太一は、試合前に動揺させられた千早を気にします。

試合中でも、かるたを読み上げる読手の経験が浅いため、呼吸が合わず、タイミングを乱されていたかなちゃんに声をかけます。

机君の状況不利を感じ取り、励まします。


部長として、常日頃から冷静に周りに目を配っていた太一は、確実に3人勝たなければならないこの状況で、自分が注意を払うべき相手を取り違え、自らの戦いに集中できていませんでした。

これがまさに坪口の作戦でもあり、原田先生の言っていた「団体戦は個人戦」の意味。


太一の相手、佐々以外のメンバーには坪口の教えた影が見えるのに、佐々だけは全く読めない独特なスタイル。

読まれた札を全て暗記をして、正確に作戦を練る太一にはやりにくい相手です。

試合が進むにつれ、自分の努力や正確な暗記にさえ疑問を持ち始め、自分自身を一層追い込み、流れがきていないという暗示にかかってしまいます。

加えて、エアコンもなぜか効かなくなり、着物を着ていた瑞沢高校のメンバーは汗だく。

汗が気持ち悪い。
でも借り物の着物ではぬぐいたくない。


いよいよ不幸な太一・・・でしたが、ようやく勇気を振り絞り、誰かタオルを貸してくれ、と手を挙げました。

そして、あちこちから投げ込まれたハンカチやタオル。

もちろん千早からも。


負けたら恥ずかしいからと、誰にも言わずにこっそり地方の大会に出場する。

周りを気にし過ぎて、カッコつけてばかりいる。

自分は1人じゃないし、そんなことは分かっている。

でも、たとえ自分1人だったとしても、強くなりたい。


心から強くなりたいと願った太一に、集中力が戻ってきました。

仲間を信じて1人になった団体戦。

自分以外の試合がどうなったのか、そんなことすら見えないほど集中した太一は、前半の開きを一気に縮め、逆転。

そして、読まれた95枚の札を完璧に把握していたゆえの思い切りの良さで最後の1枚を取りきりました。

瑞沢高校、4勝1敗で決勝進出です。


太一の努力、その姿勢は、みんなが見ています。

それに励まされる人たち。

ハンカチやタオルをすぐに投げ込んでくれた人たちがそうであったように、朋鳴高校も、坪口さんも、そして1年生2人も、影響を受けたのでした。


全国大会への切符を手に入れた瑞沢高校と北央学園。

ドSの須藤が抜けた後の北央学園の部長、甘糟(あまかす)は、大会出場も決まったために、最小限の力で勝とうと軽い気持ちです。

甘糟本人が太一に勝てば、あとは机くんとかなちゃんに勝って3勝2敗。

余裕だと言いました。

それを聞いて奮起した瑞沢メンバーは、小細工なしの正面からぶつかるオーダーを作成。


対する北央学園は、ヒョロ君の占いにより、瑞沢のオーダーが丸分かり。

あとはそれ用のオーダーを作れば・・・というところで、ヒョロ君が男を見せました。

わざと占いを偽り、実力が拮抗している者同士をぶつけるガチンコ対決を画策。


手を抜きたがる甘糟部長に、面と向かって、大将が大将と、副将が副将と当たって勝たずに、何が東京一だ、東京一強いのは北央学園だ、と言い放ちました。


そこへやってきたのは、去年の部長、ドS須藤。

応援などではなく、決勝の読手として登場です。

襲い掛かるプレッシャーは、甘糟を、北央学園を奮い立たせるには十分。


そんな雰囲気から救ってくれたのは、顧問の宮内先生でした。


顧問がしっかりしていると、選手の層が厚いなぁ。

ウチの顧問は理系で体育会系だしなぁ。

そう思っていた瑞沢メンバー。

ところが、理系でも、体育会系でも、かるたに縁がなくても、宮内先生は生徒のことを第一に考えてくれています。


かけもちのテニス部が試合で忙しかったにも関わらず、こっそり、たすきを作ってくれていました。

これで涼しくなり、動きやすくなった5人。

先生の温かい気持ちに感謝し、誰からともなく、全員で宮内先生に心から礼をするのでした。


消化試合になってもおかしくなかった決勝戦。

両校、様々な思いの中、異常な緊迫感が会場を包みます。

須藤の深く響く声で始まった決勝戦。


さて、どんな展開になるか、というところで10巻終了です。


今巻もおもしろかったです。

主人公、ヒロインじゃなくても、様々なキャラクターにスポットがあたり、かっこいいと思わせる描写もすばらしいと思います。

今巻で言えば、机君だったり太一だったり、はたまたヒョロ君だったり。

だから飽きずに楽しめるんでしょうか。


宮内先生に礼をするシーンだってカッコいいし。

着物もいいもんですね。


あ、とうとう本編で、ヒョロ君と肉まんくんの姉が付き合ってました。

別にどうでもいいけど。

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