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バーテンダー

バーテンダー17

バーテンダー17

今巻でホテル内のバー、イーデンホールも終わり。

次巻からの展開が非常に気になるところです。


Glass128 明日への扉

山之内シェフは、副料理長の岸田をイーデンホールに連れてきました。
(4巻参照)

パリの一流店が、シェフとして誘ってくれたにも関わらず、岸田には自信がなく、山之内の顔に泥を塗ることになるのではないかと心配しています。

そんな彼に出したカクテルは「ブラッディ・ブル」。


山之内シェフの完成されたダブルコンソメをベースにしたそのカクテルは、その上をいくかどうかは別として、確かに新しい要素は加わり美味しい味に。

岸田の背中を押すには十分でした。


Glass129 最後の一葉

以前登場した作家、黒沢。

彼は佐々倉のおかげで次回作を書くことができたと、賞の発表、報告をイーデンホールで待っています。
編集者たちも一緒です。

ところが、賞を逃したことが分かると、編集者たちは皆、手のひらを返したような態度でその場を去りました。

唯一、黒沢に尽くしてくれた担当者の栗田だけは、忘れ物をしたと戻ってきて、黒沢の横に。

そんな彼らに出したカクテルは「オー・ヘンリー」。


「最後の一葉」で有名な作家、オー・ヘンリーは、それを書いたとき、刑務所の中。

自分の名前を明らかにできなかったことから、オハイオ州立刑務所、看守から名前を取って、ペンネームをオー・ヘンリーとつけたとか。

濡れ衣で刑務所に入れられ、発表するあてもない絶望的な状況でも、1行1行言葉を選び、紡いだ作品が、後に世に出て評価される。

今回、受賞を逃した黒沢を、栗田はそう言って慰めました。

黒沢は自分を影で支えてくれる、若い栗田のためにも戦い続けることを誓ったという話。


栗田の祖父、父が国語教師で、金色夜叉から取って貫一と名づけられたことを考慮し、このカクテルの名前を聞いた栗田が、オー・ヘンリーの名前の由来を話して慰めるだろうと見越して作った今回のカクテル。

佐々倉、バーテンダーの時は(!?)冴えてます。


Glass130 西風(ならい) 前編

佐々倉の弟子、和久井の話です。

いろいろ衝突があったものの、葛原の弟子白石と和久井は、練習を一緒にしたり、家に泊まりに来たりする仲になっていました。

来月からバー勤務ではなく、ラウンジ勤務の辞令を受けたことを相談しますが、白石はつれない返事。

和久井は、佐々倉がホテルを辞め、独立するのではないかと心配です。


そんな時に、バーにやってきた1人の男。

港湾土木関係の監督で、あちこちに単身赴任している和久井の父でした。


突然、西風の話をして、海上は荒れていても、海の中は静まり返っているとか、でも暗くて怖くて孤独である、という話をするために、和久井は何かあったのかと心配に。

お互いがお互いに相談があるようです。

和久井の作ったカクテルは「ソルクバーノ」。

飲みすぎている父のために、アルコールを押さえ、キューバの太陽を意味するカクテルで、暗い海を照らそうとしました。


Glass131 西風(ならい) 後編

父が話したかったことは妻のこと。

病院で精密検査を受けた際、胃に問題があることが分かり、もしかしたら危ないかもしれないと言わたことで、弱気になっていました。

久しぶりに3人で囲む食卓で、和久井は両親にカクテルを作ります。

「ラバーズ・ドリーム」。

未だに若かりし頃の写真を飾っている仲むつまじい両親に作ったカクテルでした。


母の病気が危険なものでなかったことで、皆の生活は一変。

早期退職した父は、マンションを売り、母と一緒に沖縄でダイビングショップを経営。

家を失った和久井は一人暮らし。


突然襲った西風に、必死に耐えた家族の話でした。


Glass132 巨象

久しぶりに登場した来島美和さん。
この来島ホテルグループの会長の孫娘です。

イーデンホールを会長のために1時間ほど貸切にしたいと言いました。


体調を崩し、優れないままの会長は、無理を言って外出し、少し見栄を張り、バーでタバコ、酒を楽しみました。

佐々倉も、そして、会長本人もこれが最後の酒だと分かっていたのでしょう。

出したカクテルは、最初に会った時に作ったカクテル「オールド・パル(=古き良き友)」。


会長はその後、静かに息をひきとりました。


Glass133 黒いバラ

5巻で登場した弁護士の珪子と、美和さんは、その時依頼、親友になっていました。

会長が亡くなった後、株式を相続した美和さんは銀行と話し合い。

株式を来島から買い取って、ダイヤモンド・スターグループと合併し、国内最大のグループを作ろうという銀行の思惑を、正面から否定。

美和さんは大株主のまま、一介のOLを続けるつもりです。


そしてイーデンホールに。

会長の死を悼む「ブラック・ローズ」を飲みながら、イーデンホール閉店を佐々倉に告げたのでした。


Glass134 バーテンダーの資格

弁護士の珪子と、司法修習生の角田がイーデンホールにやってきました。

懇親会会場でも、このイーデンホールでもたくさん酒を飲んだ角田に対し、珪子は、酔いつぶれたように見えながら、実は水割りをたった2杯しか飲んでいません。

酔ったように見せかけ、実はシラフだった珪子。

弁護士という人を相手にする仕事では、どんな時でも冷静な自分に戻れることが大切だと角田に言いますが、騙された感が否めない角田は不満顔。

そこで佐々倉の提案で、和久井が一杯作ることになりました。


佐々倉が独立することになれば、ホテルに雇われている自分はついていくわけに行かない

ホテルを辞め、バーテンダーとして佐々倉について行こうとしても、まだまだ未熟な自分が、弟子として連れて行って下さいとは言いづらい。

和久井は、自分にバーテンダーの資格があるのかどうかを悩んでいました。


そんな状況の時の、この突然のフリ。

動揺しつつも、冷静さを取り戻した和久井が作ったカクテルは「ボッチ・ボール」。

へそを曲げ、聞く耳をもたなかった角田でしたが、思わず

「え? ドッチボール?」と聞き返してしまいました。

和久井の狙いはまさにこれ。

言葉を交わすきっかけを作りたかったようです。


佐々倉のフリも上手に乗り切れた和久井は、勇気を出して、独立するなら自分を弟子として連れて行ってくれとお願いしたのでした。


Glass135 始まりのグラス

和久井にお願いされたものの、佐々倉本人も迷っていました。

細々と貯めた貯金を含めれば、何とか独立する資金はある。

それでも踏ん切りがつかない佐々倉は、和久井が白石と練習場所として使わせてもらっている、上原さんの店、Hell's armsに。
金城ユリさんもいる店です。


上原さんは珍しく本音で佐々倉と語り合います。

人生の大きな転機は、何かを得た時と、何かを失った時。


上原さんは、元エリート銀行マン。

家庭を犠牲にしていたことで、息子は不良になり、16歳の時に失踪。

その時の暴走族のチーム名が、バーの名前にもなっている「Hell's arm」。

妻ともその後離婚。


上原さんは、それから毎晩、自分でカクテルを作り、自分の中の後悔は自分で飲み干すことにしたそうです。

そのカクテルは「xyz」。

アルファベットの最後、これ以上後はないという意味です。


でも、小文字の「xyz」の後には、大文字の世界がある。

始まるために終わる。

それを聞いた佐々倉も決心がつきました。


久しぶりにやってきて、結婚と出産を佐々倉に報告した早瀬さん。

奥さんは女医でもある君島瑠美です(6巻11巻)。


瑠美が抱く赤ちゃんに、20年後、自分の新しい店でカクテルを、と佐々倉は始めて口にしたのでした。


という17巻。

久しぶりに会長や美和さんが登場したかと思えば急展開。

しかもイーデンホール閉店。

佐々倉がどこでどんなバーを始めるのかが気になります。

早く続きが読みたいなぁ。

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