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王様の仕立て屋

王様の仕立て屋14

王様の仕立て屋14

order80 イワンの馬鹿

前巻から登場のアラン・リヴァルの息子セルジュ。

彼は工房の修行を免れるためにユウの所にやってきて、弟子になってしまいました。

道端で靴磨きをして日銭を稼げるマルコのように、自身も嫌々ながらも、ユウと同様にドクロ磨きをしています。
1日働いても募金箱に入れたくなるような額しか稼げず、嫌になりますが、人体の感覚を掴むため、そして、とにかく父の修行を避けるために頑張ってます。

ロシア人の成金から、ナポリ仕立てではない高級スーツを注文されたユウ。
普段なら断ったかも知れませんが、マルコ、セルジュが居候するようになったためか、断らずに受けます。

そのロシア人は、スーツによってパーティーでは成功しますが、すぐに株がらみで警察のお世話に。

自殺をも考えたようですが、ユウの機転でセルジュが編んだセーターで救われました。

客の寸法だけではなく、骸骨磨きから様々な人生をも見通してきたユウを、セルジュは尊敬したようで、自ら進んでドクロ磨きをするようになったのでした。

元モデルのセルジュですが、素質はあるようですよ。


order81 火の山へ

破壊的なパフォーマンスで売っていた、あるロック歌手グリマルディ。
ところがイタズラ番組で、気の弱い所を晒してしまい、逃げるようにナポリの友人宅へやってきます。

カメオ職人であったその友人が、最高級の貝に彫ったドクロ柄のカメオをループタイにして、ユウがあつらえたジャケットに合わせることで、かなりロックな装いに。

そしてそのコーディネートのまま、汚名返上するために、高所恐怖症ながらもスカイダイビングをしながら歌います(笑)
これが幸いし、グリマルディは、チキンというレッテルを剥がすことができたようです。

活火山がすぐ近くにあるにも関わらず、死がそこにあることを意識しつつ日々を生きる人たちにも勇気をもらったようでした。

ループタイって合わせ方によっては若者にも合うんですね。


order82 鉛の兵隊

一応?靴職人であるヴィレッダ。
師匠の下で、皮の種類と産地を見事言い当て、修行(と言っても旅ですが)の成果を発揮します。
ところが鹿の皮でつまづき、マルコにまだまだだと言われてます(笑)

今回の客は、総合商社会長のイギリス貴族バーネル氏。

話の流れで、狩猟の際に使用していて破けてしまったジャケットを、ジラソーレ社で作ることに。

ゴージラインを高めにすることで、その会長の職場復帰を促したのでした。

ちなみに、上襟と下襟のあわせの縫い目をゴージラインというそうです。
それが高めだと、クラシック調になりつつ、顔を強調することになり、低めだとソフトな印象に。


ラウラがとても頑張ってます。

そういえば、ラウラってペッツオーリ先生の服飾スクールの生徒じゃなかったっけ?
卒業した? しないで飛び出してきた?

いずれにしても他の学生たちよりも数倍濃い修行をしていますよね。


order83 パイプのけむり

ユウの下で修行をしているセルジュ。
その骸骨磨きのせいで、道行く人が骸骨に見えてしまってたそがれています(笑)

これが筋がいいらしく。
今度はユウに人間の動きを観察しろと言われてました。


そんなセルジュが知り合った作曲家の老人。

彼のスーツを仕立てることになりましたが、彼はタバコが原因で肺がんになりつつも、止められません。

家族は困るし、作曲も進まないしで周りはみんな困惑しています。

それをタバコに合うスーツを仕立て、パイプをプレゼントすることで解決してしまいます。

紙巻タバコよりもシガーやパイプの方が肺に煙を入れない分だけマシ。

最初は嫌がっていた先生も、パイプの良さを知り、さらに人からよく見られたいという顕示欲も働き、ダンディーになったのでした。


order84 普段着の金曜日

ちょっと資金に困ったジラソーレ社。
以前なら株主だったコンスタンツェに頼んでいたところでしたが、彼女の兄が筆頭株主になってからは頼みづらくなりました。

そこでもう1人の資産家の娘イザベッラに頼むユーリア社長。

ところがイザベッラの父、ベリーニ伯は、ジラソーレ社の男性社員と飲みたいと言い出します。

そこで白羽の矢が立ったのが広報のパロンビーニ。

一見すると軽そうに見えますが、そこは年の功。

資産家達の集まりにも動じることなく、話題を提供して盛り上げます。


スーツを仕立てる時間がなかったこと、ジラソーレ社が既服メーカーであること、そして身分を偽らないことを踏まえ、シャツだけにちょっとした仕事をして(というより既製品であることを生かして)、自分をアピールしたのでした。

そしてベリーニ伯爵は、カルロ男爵に、オリベの所に注文を出してみてくれと頼みます。

・・・

なぜ自分で頼まずにカルロに頼むのでしょう・・・?

というより、ベリーニ伯爵とユウってまだ会った事ないんでしたっけ・・・?


order85 伝説の職人

カルロはカシミア素材のスーツをあつらえます。

ユウの仕事は見事なものでしたが、ベリーニ伯爵は少し不満の様子。

理由は簡単。

ミケランジェロと名高かったユウの師匠マリオ。
その師匠の影響が、ユウの仕事に出すぎているというのです。

時間のかかるナポリ仕立てを、わずか10日ほどで仕上げてしまうユウに舞い込む仕事は、いつも納期がギリギリ。

そのために、運針については忘れることもあるようだという厳しいお言葉。


職人として独り立ちするか、師匠の墓守で終わるのか。

サルトを閉めて修行し直そうとしたユウですが、ラウラの威勢のいい啖呵と、イザベッラやセルジュ、ヴィレッダの話で思いとどまります。

特急でなければ格安で受ける仕立ての仕事。

ユウは師匠のマリオがどうしても手放さなかった生地で、ベリーニ伯爵に仕立てることを決めたのでした。

時間をかけてじっくり仕立てるのでしょうか。
あえて特急で仕上げるのでしょうか。

15巻へ続きます。

 ⇒ 王様の仕立て屋14

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