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バーテンダー

バーテンダー15

バーテンダー15

最近、妻と、「次にそろえるマンガは「よつばと」か「バーテンダー」どちらにする?」という会話がなされれました(笑)

今巻もおもしろかったです。

Glass112 秘密

以前も登場した議員、相馬が再び登場します。

自分を出し抜いて、秘書の鬼頭が選挙に出馬、当選したのはずいぶん前のこと。

その鬼頭は、相馬が新党立ち上げについて動いているという噂を聞きつけ、自分を加えて欲しいと、恥を忍んで土下座です。

それでも相馬は許しません。


罵倒されたことを根に持ち、鬼頭は新聞社に情報をリークしました。

動いたのは、以前も相馬を取材した武井デスク。
正義感が強く、古いタイプの新聞記者です。


相馬行きつけの佐々倉のバー、イーデンホールにやってきて、裏づけを取ろうとしますが、佐々倉にのらりくらりとかわされます。

そんな武井は、佐々倉が永田町の妖怪、佐々倉源一の息子であることを調べ上げました。


Glass113 過去

武井は、わざわざ部下を佐々倉の地元に送り込み、いろいろと調べさせた上で、再びバーにやってきます。

そして、最初からケンカ腰。
佐々倉が不正によって得たお金でぬくぬくと育った世間知らずと、見下したように挑発します。

それでも佐々倉はバーテンダーとして大人の対応。


作ったカクテルが「フレンチ75」。

フランス軍の口径75ミリの大砲が由来です。

権力と戦ってきた武井に、カウンターに座った時だけは大砲からグラスに持ち替えて欲しいというサービスでした。
もちろん、外の気温なども考慮に入れた1杯です。


カウンターの中にいると、嫌なお客というのはいない。

佐々倉はそう言いました。


そんな時に、バーに現れたのは、まさに話題に上っていた本人、相馬議員でした。


Glass114 嘘

新人バーテンダーの和久井が心配するほど、タイミングの悪い、この状況。

相馬議員は建設会社の人たちと飲んだと上機嫌で、しかも自分を逮捕まで追い込んだ武井のことも忘れている様子。

その会話を深読みし、武井は、相馬が6人で新党を結成するつもりなのだと判断しました。


最初こそ思わぬスクープと意気込みますが、冷静になってみるとおかしな点が。

佐々倉が武井に出したカクテルは「ボストン・クーラー」。

一方、相馬は「サラトガ・クーラー」。
こちらは、一見カクテルのように見えますが、アルコールなど入っていないウソのカクテル。


武井は新党旗揚げはガセネタと判断。
差し替えを中止しました。

逆に他の新聞社は、これを掲載。


どちらの情報も知っている唯一の人間、佐々倉は、一体どちらを助けたのか。
どの情報がウソなのか。

この辺り、タヌキばかりでおもしろいです(笑)


Glass115 記憶

「バーの奇跡」と和久井がつぶやいたように、1週間前では考えられなかった光景が。
武井が、佐々倉と話ながら楽しそうにカクテルを飲んでいます。


結局、相馬は、自分を裏切って出馬した鬼頭を許せなかっただけ。
彼をはめるために、新党を旗揚げするとウソの情報をリーク。

先走って離党届を出した鬼頭はもちろん、まんまと他の新聞社まで騙されたようです。


武井だけが、このガセネタを見破った訳ですが、それでも異動になってしまいました。

真実よりも目先のスクープが大事。
戦わなくなってしまった今のマスコミには、武井のような存在が邪魔だったようです。


そんな武井に佐々倉が出したカクテルが「バノックバーン」。
スコットランドの古戦場の名前です。

昔、何度失敗してもあきらめずに天井に巣を張るクモを見て、スコットランドの王は、一度は負けを覚悟した戦いをひっくり返したという逸話から。

武井もきっと奮い立ってくれるでしょう。


武井は、佐々倉が新聞記者が嫌いな理由を聞いて、同じブンヤとして謝り、さらに厳しく接していた部下を励まして、社を去っていきました。


Glass116 嫉妬 前編

和久井は休みの日でも、他のバーを巡って勉強しています。

今回は住宅街にある小さな「バー内田」。

偶然会った、ライバルでもある白石(葛原のバーの見習い)と、その彼女(実は姉でしたが)奈々と3人で飲むことに。

普通のバーテンダーと違うウォッカトニックの作り方を見て、最初は和久井も白石もがっかりしますが、いざ飲んでみると、これまでとは違う美味さに驚きます。

水のように喉越しの軽いウオッカトニックを作るために3年もかかったとか。

彼は短い間とは言え、葛原隆一に教えを受けた弟子でした。
つまり白石の兄弟子。


確かに美味しいウォッカトニックですが、本格的なカクテルを飲みなれた人には受け入れられづらい味かもしれない。
なぜ3年もかけて味を探し続けたのか。

白石がそう尋ねたところで、客として葛原がやってきました。


Glass117 嫉妬 後編

自分の弟子には厳しい葛原は、白石を帰しました。

和久井には「サンジェルマン」をご馳走。
そして、葛原は自分の分として、サンジェルマンを作る際に残った卵黄を使った何かをオーダーしました。

それで内田が作ったのが、オリジナルのカクテル「リバース」。


3年も悩んだ理由でもありますが、内田は、ここが銀座ではなく住宅街であるということを考慮に入れ、そこにふさわしい味を探求している真面目な人間でした。

卵にしても、卵黄を捨てるのではなく、応用できないかと思い悩む。


内田が破門された理由は明らかにされていませんが、この葛原の教えはまだ続きます。


Glass118 一滴水 前編

バーに似つかわしくない装いで、葛原の店を訪ねたお坊さん。

葛原は彼を老師と呼びました。


名前を高峯角雲(たかみねかくうん)。
平成の良寛さんと呼ばれるほどの名僧です。

そして、自分の作るカクテルこそ最高とおごり高ぶっていた若かりし葛原を一喝し、自身の寺で3ヶ月修行させた人物でした。


人間はたった一滴の水すら、作ることができない。
それが禅の基本、一滴水の教え。

葛原はそれ以来、一瞬のカクテルの味を芸術の域に高めるため、日々努力を重ねてきました。


Glass119 一滴水 後編

全ての酒は水から作られる。

それだけではなく、どんな大河も大海も、たった1滴から始まる。

命の源流。

高峯は、考えに考えつくし、迷いなく努力できる葛原を天才と呼びました。


この高峯は、加瀬五郎とも知り合いだったようです。
次はその弟子、佐々倉のバーへやってきました。


オーダーは水の力を感じる一杯。

佐々倉が作ったカクテルは映画「アフリカの女王」にちなんで「ジンスリング」。


葛原が一滴水を厳しく追求していたのに対し、佐々倉はその1杯でアフリカの悠久の大河を感じさせた。

それがバーテンダー。


こんな15巻でした。

いやぁ。
今回もいい話満載でした。

酒はほとんど飲めませんが、いろいろとためになります。

このバーテンダーは読後感もいいのでおすすめです。

 ⇒ バーテンダー15

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