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王様の仕立て屋

王様の仕立て屋~サルト・フィニート~1

王様の仕立て屋~サルト・フィニート~1

「とめはねっ」と言い、この「王様の仕立て屋」と言い、結構ニッチな部分にスポットを当てたマンガですよね。

「王様の仕立て屋」は、そんな部分に魅力を感じて借りたマンガです。

タイトルから分かる通り、主にスーツなどの仕立て屋さんの話。

舞台はイタリアのナポリ。

サルト・フィニートというサブタイトルがついていますが、その意味は「究めし職人」。

確かの主人公の織部悠(おりべゆう)はスゴイです。ナポリ中の職人が賞賛した仕立て職人、マリオ親方が唯一認めた弟子。

仕事が異常に早く、時には写真からぴたりとあつらえたり、着たまま縫うことも。

紳士服系の服飾だけでなく、それに関するコーディネートはもちろん、格言やエピソード等にも精通していて、知識が深いのが特徴。

特に服飾に興味がなくても楽しめるマンガだと思います。


私は大学の頃、紳士服売り場でアルバイトをしていましたが、そんな知識はあまり関係ありませんでした(笑)


このタイトルにもあるように、アンデルセンの裸の王様のエピソードが根底に流れているようにも思えます。
(と言っても裸の王様にも様々な意味が込められていそうで一概に言えませんが・・・)


order1 裸の王様

ある教会の地下で骸骨磨きのアルバイトをしている織部悠。

彼曰く、骸骨は究極の丸裸。

骸骨だけを見て、その人に合う服を考える。そんなことができるのが織部です。


この記念すべき第1話には中学生の少女が登場します。

いつも忙しい父と母は離婚することに。

最後の父の誕生日にスーツを仕立てようと織部を訪れますが、忙しい父は採寸する時間すらとれないと言います。

気分が乗らないと仕事を受けない織部ですが、この少女の思いに応じます。

そこで少女の寸法を測り、父と一緒に少女を写真に収めることで寸法を割り出し、仕立てます。

そのスーツは驚くほど正確に作られていて、忙しくて周りが全く見えていなかった少女の父も、このスーツを着ただけでリラックスでき、最後にはハッピーエンドで終わるのです。


パジャマ代わりに着て寝ても疲れないと言い切るあたりスゴイッスね(^^;)

紳士服売り場でアルバイトをしていた時に、安い既成のスーツとは明らかに生地から違うのを知っていましたので、私もよくオーダーのスーツを着ますが、それはあくまでイージーオーダー。

とてもフルオーダーのスーツなんて買えません・・・(/ー ̄;)


order2 親父の背中

シチリアのマフィアのドンが銃殺され、彼の着ていたスーツはボロボロに。

そのスーツをあつらえたのが、悠の師匠マリオ。

カミソリ1枚入れる隙間もないようです。

そんなスーツを修繕するにも他の職人では無理。ということで悠のところへマフィアがやってきます。

そのマフィアは殺されたドンに恩義のある男。

そして次のドンに相応しいかどうかをスーツ、つまり貫禄で決めるという時に、自分のことはさておき、悠に故人のスーツの直しを依頼したような伊達男。

そんな思いに答えた悠は、彼に相応しいスーツを仕立てます。

イタリア式のスーツには完璧な状態からあえて隙を作るんですね・・・

なるほど。その辺が確かに粋かもしれません(o^-')b


order3 呪いの燕尾服

今度の客は有名な巨匠マエストロ。

指揮棒を振り続ける指揮者にとって、肩や首のコリ、痛みは職業病。

この巨匠も腕を振りづらいと悩んでいます。

実は、それは長年小間使いをさせられて恨んでいた弟子の仕業。

指揮棒を振る時だけ腕の部分を少し縫い、動かしづらくしていたのです。

そのいざこざの中でケガをしてしまった巨匠の変わりに指揮をしたのが、その弟子。

思いのほか上手くいってしまったので、そのまま弟子はマエストロとしてのさばります。

結局は、悠にイタズラされて、指揮の真っ最中に大恥をかくことになりましたが。

花柄のパンツが見えます(笑)

逆に巨匠はケガが治った後に、クラシックだけでなく、違う分野でも大活躍。

大恥をかいた彼は失踪したようですよ(笑)


order4 三十年目のシンデレラ

あるイベント会社に大きな商談が舞い込みますが、社長の変わりに取引に参加する社員がいません。

そこで白羽の矢が立ったのがしがない中年。

スーツも既製品で気の弱い中年は、企画はたくさんあれどアピールすることが苦手。

当然周りからもからかわれる存在。

そんな彼が特急料金(いつもより割高)で悠にスーツをオーダーします。

限られた短い時間。そして茶色という難しい色。シャツやポケットチーフ、クツまでコーディネート。

それらを身につけた中年は、見違うほど紳士的に。

これまで弱気だった彼は、それを気に自信に満ち溢れた顔つきになります。

そしてこれまたハッピーエンド。


織部に頼むオーダーは高いように思えますが、儲けはほとんどないようですね。

イイ仕事してます(笑)


order5 得点王の脚(前編)

悠の街に人気ブランド、ジラソーレ社がやってきます。

生地を買占め、職人を抱え込むやり方に、昔からの職人たちは反発します。

そのジラソーレ社とCM契約を結んだのが、有名なサッカー選手。

確かにサッカー選手ってシャレたスーツ着ますもんね(^^;)


ところがいざCMを撮ってみると上手くいかない。

どうやらサッカー選手にはO脚、がに股が多いようで、ぴったりとしたスーツは難しい様子。

困ったジラソーレ社。


そんな時、悠に、ある超一流ファッションデザイナーから依頼があるのです。

そのサッカー選手に似合うジラソーレブランドのスーツ一式。

何者・・・?


サッカー選手ってのは仕立て屋泣かせなんですね。

洒落者が多いけど、みんな苦労してるんでしょうか?


order6 得点王の脚(後編)

実はその一流ファッションデザイナーは、ジラソーレ社の女社長の父。

家出してきたというから連絡はほとんどとっていなかったのでしょう。

そしてさらに、彼は悠の弟弟子。同じ師匠の下で修行したようです。

その男から依頼された悠は、半ば強引にジラソーレ社に行きます。

そしてサッカー選手のスーツで最も難しい、ズボンに着手。

身体に合わせればがに股が目立ち、それを隠そうとするとズボンはブカブカ。

そんな難題を、仕立ての技術で乗り切った悠は、またまた丸く収めるのです。


どうやらこのジラソーレ社とはこれからも縁がありそうです。

女性社員が多いので、顔やら名前が一致しません(笑)

 ⇒ 王様の仕立て屋~サルト・フィニート~1

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