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バーテンダー

バーテンダー6

バーテンダー6

Glass40 葉巻の煙 前編

早瀬さん再登場です。
以前佐々倉に救われたこともあります。

部下の女の子のミスをかばうことで、自分はかなり追い込まれています。

そこで再び佐々倉の下を訪れます。

そこでは葉巻に火をつけている女性が。

早瀬さんは禁煙をしていたようで、吸わないなら消して欲しいと言いますが、女性にも事情が。

自分がかばった女の子のミスの件もあり、イライラしていた早瀬は、その葉巻を折ってしまいます。

女性は悲しそうに去ってしまいますが、早瀬は自分でも愚かなことをしたと分かっているのです。

佐々倉はそっと早瀬にさっきの女性のことを話すのです。

彼女は医者。

ヨーロッパでは出産の際に葉巻をプレゼントする習慣があるそうですが、それで担当医だった彼女は葉巻をもらいました。

ところがその子は重い病気。元気になったら葉巻を吸おうと半年間本当に頑張ったそうです。

そして昨日、元気になることなくこの世を去った。

だから彼女は葉巻に火をつけたものの、自分には吸う資格がないからと吸わずに煙だけ見ていたのです。

それ以来ずっと気になっていた早瀬は、同じ銘柄の葉巻を探し出し、何日もバーに通います。

その葉巻の銘柄は、チャーチルも吸っていたというキューバの葉巻。名を「ロミオ・イ・フリエタ」。

英語で言うと「ロミオとジュリエット」。


そして偶然にもバーで2人は再び出会うのです。

※ここで2人の会話として登場するポール・オースターとはアメリカの詩人、小説家のことです。

Glass41 葉巻の煙 後編

再び会った2人は謝り、早瀬は葉巻の箱をプレゼントします。

この店でなら10回は飲めるほどの高い葉巻。

佐々倉は「2人が店に来た時だけ吸うように預かりますよ」と気を利かせます。

いいぞ。佐々倉(笑)


それから毎晩のようにバーに来ては2人で葉巻をゆっくり吸いながら語り合う。
そうして恋が芽生えつつあるのです。

しかし彼女は2年間の地方病院の勤務に決まってしまいます。

最後に食事の約束をしますが、急に早瀬に仕事が舞い込みます。

仕方なく思いながらも仕事を取った早瀬は、数日後、バーを訪れます。

最後の葉巻は1本しか残っておらず、早瀬の片思いは終わるのです。

そこで出されたカクテルは「NO NAME」。名前が無いという名のカクテル。

早瀬はこう言います。

「バーにはきっと神様がいて客同士にイタズラするんだよ。でもその神様はきっと女神で嫉妬深い。
だからカウンターの恋も煙のように消えるのさ」

なんてシブいんだ早瀬。映像で見たいシーンの1つです。


Glass42 ふたつの悲しみ

今回はバー東山のスタッフ倉田さんの話。

突然やってきた仏頂面の客。

倉田さんの前に座り水割りを飲みます。

そして倉田さんに「どうして君はこの仕事に就いたんだ。酒を混ぜるだけの仕事が男子一生の仕事といえるのか?」と、問いただしますが、倉田さんは無言。

実はこの客、倉田さんの義理の父になるかもしれない人でした。

つまり結婚を申し込みに行った相手の父。


その話をスタッフの村上は佐々倉、そして川上さんにします。

佐々倉の嫌な予感は的中。

おごる代わりに佐々倉に「何とかしてください」と頼むのです。


そして倉田さんは、義理の父を連れてやってきます。

ポール・ジローという酒を出しますが、倉田さんの酒はそれで使うブドウをそのまま絞ったただのジュース。

そう。倉田さんは酒をほとんど飲まないのです。

娘の生まれた歳と同じ年齢の酒。そのジュースが31年間ずっと祈るような気持ちで待ち続けた。

大切に育てた娘を取られる悲しさ。それは慰められるものではない。だから倉田さんは黙って聞き続けた。

その思いを知った義父は、倉田さんを受け入れ、今度はウチで飲もうと微笑むのです。

これまたいい話。

そして倉田さんカッコいいッス(笑)


Glass43 帰郷 前編

カクテルの色の勉強を兼ねて佐々倉が訪れた展示会。そこで不謹慎にも立ちションをする老人。

彼こそは有名画伯バロン・坂田。売った絵で病院や孤児院を建てる、通称放浪する聖者。


休みにも関わらず無理やり佐々倉に酒を作らせる坂田ですが、頼んだ酒は「バレンシア」。

彼が35年も前、自分の色を探し続けて立ち寄り、喉だけではなく魂をも潤してくれた思い出のバレンシアだったのです。

ところが佐々倉のバレンシアは美味しいものの、イマイチ違う。

そして佐々倉はバー南で飲みながら、孤独という言葉で気付くのです。

「アグア・デ・バレンシア」

しかしその酒は各家庭によって味が変わってしまいます。

孤独だった坂田が美味しいと思った酒は、その家庭の優しさが含まれていたからじゃないかと佐々倉は言います。

そして坂田は一緒に飲みたい人がいると告げるのです。


ちなみにここで登場したパンチグラス。

パンチという言葉は、サンスクリット語で5を意味し、水・砂糖・酒・ライム果汁・スパイスの5種類のこと。

私たちがフルーツポンチ(パンチ)と呼んでいるのは、この5種類にフルーツを加えたものだそうです。

(でも今はアルコールではなくソーダ水が多いようです)


Glass44 帰郷 後編

来島美和と仕事をした柳下主任は、実はバロン・坂田の父。

35年前に捨てられたと柳下は思っています。

それで坂田、柳下、美和と3人で訪れた佐々倉のバー。

坂田は寄ったフリをして寝ますが、それは柳下の思いを全て受け入れるため。

柳下に作ったカクテルは「ポーラー・ショート・カット(北極圏への最短飛行)」。


佐々倉の目には、柳下と坂田の顔やグラスの持ち方、酔った時の声の調子が似ているように映っていたのです。

親子だと見破っていたんですね。

それでその失われた35年間がショートカットできることを願い、そのカクテルを出したのです。

きっとこれから少しずついい親子関係が築けることでしょう。

酒って・・・いいな・・・体質改善しないかな・・・


Glass45 苦い酒

部下は上司を選べない。
ちゃらんぽらんな上司、宇崎次長とその部下の話。

部下の山下は、宇崎を少し疎ましく思っています。

ところが突然の人事異動で、宇崎次長は部長となり、支社に飛ばされてしまいます。

送別会で逃げ遅れた山下を誘い、宇崎は、伊丹部長(バーホッパーの伊丹さんです)のとっておき、佐々倉のイーデンホールに行くのです。

そこで宇崎はバーのことをいろいろと山下に教えます。

バーでは何があっても吐くな
5千円以下でカードは使うな
酒の知ったかぶりはするな
バーでグダグダと女を口説くな
仕事の話はするな
上司の悪口は2軒目まで
嘘はつくな

など。

それから1人でバーに来るようになった山下は、転勤間近に宇崎を誘います。

そして飲ませたのが「フェルネット・ブランカ・ソーダ」。

これはとても苦い酒。

大人でいるということは、甘いことばかりできる訳じゃない。それが仕事なら尚更。
相手に合わせて苦い酒を飲むのも必要だ。

宇崎さんはこんなことを言いたかったんでしょう?というメッセージをこめて。


宇崎は山下に、人生に必要なのは腕のいいバーテンダーだと教えます。

そうして山下は1人の上司を失い、1人の名バーテンダーを得ることになったのです。


Glass46 不幸の形

人の不幸には他の人が分からないいろいろな形がある。

そんなことを教えてくれる話です。


俳優の蓑島は、昭和の名俳優の息子。

あまりに偉大だった父のために、自分は二流、カスだと感じ、いつもイライラしています。

バー南でも嫌われることばかり。

ところが川上さんの一言で、そのビルの地下にある佐々倉のバーに行くことに。


DRCのマールというお酒を飲みますが、マールというのは「カス」という意味。

ブランデーを作る時に出る搾りカスや澱から作るもの。

それで佐々倉に、これでカクテルを作れと無理を言う蓑島。

マールはそのまま飲むのが1番。それで作るカクテルのレシピはありません。

無理を言った蓑島は、「マールでカクテルは作れません」と言う言葉を期待し、「そういうバーテンダーにお前はカスだ!それ以外に何も使い道の無いカスだ!」と言うつもりでした。

彼はそうののしることで、相手に自分を投影していたんでしょう。

ところが佐々倉は次々とレシピもないカクテルを作ります。

「カスはカスでも世界最高のカスもある」。

そのセリフで蓑島は少し救われたように店を去ります。「この酒は俺だけのスペシャルにしろ」というセリフと共に。


その後佐々倉は

「不幸の形が100あるなら、不幸を癒す100のカクテルを作るバーテンダーになりたい」

と言います。

その時の佐々倉を見る川上さんの顔が恋する乙女になってます(笑)

でも後で出てきますが、川上さんにも好きな人がいたんです。

それはまた別の話。


Glass47 ギムレットには早すぎる

友達の結婚式でカクテルを作って振舞う役を頼まれた川上さん。

その時にある客に、ギムレットには早すぎると言われてしまいます。
まだその腕は無いと。

佐々倉の店で美和さん相手にギムレットを作って試飲してもらう川上さん。

自分と佐々倉の違いに愕然とします。

その時に佐々倉がコンクールで優勝したことを知り、佐々倉が神のグラスと呼ばれ、自信に満ち溢れているのは優勝したから。

優勝したことが神のグラスを生んだんだと思い、自分もコンクールに出ることを決意するのです。

 ⇒ バーテンダー6

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